【先人に学ぼう】ローコスト平屋住宅の失敗例5つ

家づくりにおいて、コストは大きな問題。

特に、土地から購入する場合、建物にかけられる予算は限られます。

入居後の生活や子どもの教育費などを考えると、1000万円台以下のいわゆる「ローコスト住宅」は魅力的ですよね。

ただ、安易にローコスト住宅を建てると、住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。

ローコスト住宅の中でも、特に平屋を建てようとお考えの方にチェックしていただきたい、失敗例をお伝えします。

家全体が狭い

家づくりのコストを下げるのに最も手っ取り早い方法は、延床面積を少なくすることです。

平屋は総2階建てに比べて延床面積が約半分ですから、その分コストを抑えることができます。

そのうえでさらに家をコンパクトに設計すると、思っていた以上に狭くて住みづらいということも。

狭いことで起きるデメリットをいくつか挙げてみます。

子ども部屋が作れない

建築当時は子どもが小さく、「子ども部屋はなくても大丈夫」と作らなかったとしても、成長した子どもは「自分の部屋が欲しい!」とせがむもの。

親としても「やっぱり個室が必要だったかも…」と後悔することになるでしょう。

しかし家はすでに完成後。

リビングの一部を間仕切りして子ども部屋にするか、寝室をまるごと明け渡すか…という難しい選択を迫られることになります。

家電や家具の搬入が困難

玄関や廊下の幅を狭くしすぎると、入居する際、新しい冷蔵庫やソファを搬入する際に苦労することがあります。

最悪の場合、搬入経路が確保できず泣く泣く返品という場合も。

その後購入する家具も、幅を気にして選ばなくてはなりません。

洗面所が狭くて不便

LDKを広くするために洗面所のスペースを最小限にした結果、朝の身支度で使いたいときに使えなかったり、洗濯や子どもの着替えの手伝いの際に手間取ったりと、狭くて不便を感じるケースがあります。

スペースを抑えたくても、最低2人は同時に入れるゆとりをもたせておくとよいでしょう。

収納が少ない

コンパクトにしようとして収納スペースを減らしてしまうと、しまいきれない荷物がLDKや居室にあふれて片付かない家になってしまいます。

お子さんがいる場合は、洋服やおもちゃなどが増える一方なので、さらに散らかってしまうことに。

最低限、季節家電やシーズンオフの洋服はしまっておける収納スペースを確保しましょう。

玄関収納についても、容量が不十分だと靴の置き場がなくなり、来客でもないのに玄関が靴でいっぱいになってしまいます。

家族の靴の量から、必要にして最低限の収納量を慎重に検討してください。

間仕切りをなくすと音やにおいが筒抜けに

部屋と部屋との間仕切りや建具を減らすことはコストダウンにつながりますが、平屋で間仕切りをなくすと、音やにおいが家じゅうに行きわたることになります。

キッチンからのお料理のにおいは食欲をそそられることもありますが、勉強や仕事に集中したいときは気を散らしてしまいます。

家族であっても電話の声を聞かれたくないこともありますし、聞きたくなくても耳に入ってきてしまいます。

内装材のグレードが低い

コストを抑えるためにグレードの低い内装材を使用すると、ビニールクロスが数年で剥がれてきてしまったり、フローリングが傷つきやすかったりして、かえってメンテナンスの手間がかかることがあります。

すべてが「安かろう、悪かろう」ではありませんが、価格だけでなく品質もしっかりチェックするべきです。

設備のグレードが低い

毎日使うキッチンや浴室のグレードは非常に重要です。

安価なもので妥協した結果、ワークトップが狭すぎて作業がしにくかったり、浴槽に傷がつきやすかったりして残念なことに。

水回り設備のグレードはピンからキリまでありますが、選ぶ際には自分が求めるクオリティを満たしているか?ということを、落ち着いて判断しましょう。

アフターサービスが不十分

ローコスト住宅の会社では、住宅一軒一軒にかける人件費を削って価格を下げていることがあります。

その結果、入居後のメンテナンスや修理の依頼といったアフターサービスに十分な人を割けず、依頼から対応まで時間がかかることがあります。

施工を依頼する前に、スタッフの人数やフォロー体制について、詳しく聞いておくと安心です。

まとめ

平屋のローコスト住宅は、必要な広さ・品質が保たれていれば非常に賢い選択です。

実際に自分たちに合った間取り・設備の平屋をローコストで建てて暮らしている方もいます。

むやみにコスト削減するのではなく、「必要なライン」を見極めて家づくりを進めることをおすすめします。

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